毎日考えることがいっぱいですが・・・
今、私の頭の中には、父親の認知症のことの他にもうひとつ悩みの種が存在しています。
わたしの妻(外国人)の妹の子供で甥にあたる20歳の子がいるのですが、小学校2年生までは日本で過ごし小学校へも行っていましたが、あることがあり母親と比国へ帰らなければいけなくなりました。
その後、昨年の10月に日本へ仕事をするために帰国することになりました。
いろいろバタバタしましたが、やっと就職することができたのですが、悲しいことに今月いっぱいで退職することになりました。ハッキリいってクビです。
理由としては、仕事が覚えられない、失敗を繰り返す、時々突然の奇声を発するというちょっと他人とは違うところがあったためです。
今回就職する時に、このことを会社に伝えたほうが良いとわたしは言いましたが、結局隠したまま就職してしまいました。なので結果は見えていたのかもしれません。
実は小学2年生の時に先生からは、ものを理解することが苦手で、ほかの子供たちとのコミュニケーションができないというようなことを告げられ、先生のすすめもあり検査をしたわけですが、予想通り「自閉症」と診断されました。
予想通りというのには理由がありまして、小さい頃から他の人と会話が出来なかったり、友達がいなかったりなどの行動が目立っていたということの他に、妻の家系には他にも「自閉症」の子供がいるのです。
このことが「遺伝」という言葉で片づけられるのかどうかを判断するのには、あまりにも知識がないので、今はこの「自閉症」について調べ勉強しています。
「自閉症」っていう言葉は、ほとんどの人が聞いたことがあると思いますが、実際にどのような障害でどんな症状なのかということについては、あまり知らないのではないかと思います。
以下は、わたし自身が勉強していることをそのまま載せていきます。
もし、間違っていることや足らないところがありましたら、教えてくださいね。
自閉症って何ですか?
自閉症は、神経発達に関する疾患の一つで、主に社会的な相互作用やコミュニケーションの困難、物事を繰り返し行う傾向、または特定の関心・活動に集中することが特徴的な症状です。
自閉症は、自閉症スペクトラム障害(ASD)として知られています。
ASDは、広範囲の障害で、軽度から重度まで、症状の現れ方や程度が異なることがあります。
自閉症の症状は、以下のようなことがあげられます。
- 社会的な相互作用やコミュニケーションの困難
- 言葉やジェスチャーの理解力や使用能力に問題がある
- 興味・関心の狭さ、あるいは強い興味・関心を持っている
- 繰り返し行う傾向がある
- 柔軟性に欠け、変化に適応しにくい
- 過剰・欠如などの感覚過敏を示す
自閉症の原因は複雑であり、完全には解明されていませんが、遺伝や環境などが関係していると考えられています。
甥の場合、①と③と⑤に該当していると思います。
治療には、個別に合わせた多面的な支援が必要であり、早期の発見・早期の治療が重要であるとされています。
甥の場合、早期といえるかどうかは分かりませんが、早めの発見はできたものの、母親がそのことを認めないために治療に関しては全く何もされていません。
わたしは日本に残って治療をしていくように強くすすめましたが、誰も聞く耳持たないまま行ってしまいました。
長くなってきましたので、今回はここで終わりにします。
自閉症に限らず、どんな病気でも早期発見・早期治療が重要ですね。
ではまた次回